NPO法人 日本七宝会議のブログ!

日本七宝会議は、日本の伝統工芸である七宝の普及と開発を目的として設立された七宝団体です。 会員は七宝工芸作家だけでなく、趣味で七宝をたのしまれている方までが一緒になって、新しい技法の研究や新材料の研究などの研修会、研究会、研修旅行の開催しています。

★10月理事会報告

 10月19日に理事会を開催いたしました。

 〇金沢研修旅行会
 10月18日より2泊3日で行って参りました。
 お天気にも恵まれ、金沢21世紀美術館兼六園、天徳院(からくり人形)、ひがし茶屋街、長町武家屋敷、金銀箔工芸さくたを見学し、輪島朝市、漆器会館を見学、千枚田、輪島キリコ会館、増穂浦、ときつ海街道に寄り、千里浜なぎさドライブウエイなど、時間の許す限り見学致しました。
 夕食も前田家に仕えた名門料亭で加賀会席や、今の時期美味しいのど黒会席をいただき、昼食はそれぞれ、お寿司や近江町市場にて旬のお魚をいただきました。

□金沢研修旅行に参加して   安藤 道子(元・事務局)
 金沢の印象は、いきいきした明るい街でした。二度訪れているのですが、すっかり変わっていましたね。
 3月に北陸新幹線が開通した効果なのでしょう、たくさんの人で溢れていましたが、加賀百万石のお家柄なのか、ふんわり、ゆったりとした街です。
 3日間、美味しいお魚をたくさんいただき、最先端の美術品の並ぶ21世紀美術館から江戸時代のからくり人形の天徳院にタイムトラブルしたり、輪島では日本海の波頭に心をうばわれたり、日常から離された旅でした。海からの風に追われた磯馴松に同情したり、日照雨にあったりいたしましたが、大ファンの長谷川等伯の霧に包まれた松林の水墨画とよく似た風景だと思いました。等伯は金沢に近い七尾の人でした。
 「金箔工芸館」にも参りました。金沢と言えば金箔ですね。金を薄く叩き伸ばす過程が面白かったです。
 兼六園にも参りました。江戸時代の代表的な回遊林泉式庭園で日本3大庭園の1つとか。
 白いお城も美しかったです。白い壁に黒い木組みの独特の町屋も興味深かったです。
 次回は雪の中の金沢を見たいと思いました。
 お食事は18日は創業180年という大友楼の加賀料理、美味しさはもちろんのこと、器の美しさに陶酔しました。九谷焼独特の色使い、輪島塗に見惚れました。
 19日は大名茶屋で、のど黒のオンパレードを堪能しました。
 最終日は、能登の輪島から金沢駅へ向かい、構内でみなさん加賀のお菓子を買いました。
 いつもながら企画から手配まで、細部に行き届いたスケジュールを組んで下さった吉村理事長に感謝!!です。ありがとうございました。

□金沢、能登の研修旅行  小畑みさ子
 東京から北陸新幹線で2時間半で金沢に到着、ホームは人でいっぱいでした。
 11人の参加者の心掛けが良かったのか、お天気に恵まれた旅になりました。
 1日目の夕食は加賀藩の御膳所料理方を務めた老舗料亭「大友楼」へ。見るからに格式のある料亭で、綺麗に打ち水されたお庭を通り、ほのかにお香のかおりのする中、お座敷に。
 食前酒には金箔が乗せてありました。
 美味しい加賀の会席料理の中で特に印象に残ったのは「鯛の唐蒸し」でした。これは、背開きにされて中におからを詰めた鯛が2匹お腹を合わせて並べたもので、お箸を2膳ヒレのところに交差して突き刺してありました。加賀の結婚式の定番料理だそうです。花婿側が九谷焼の大皿を用意し、花嫁側がお料理を用意する習わしだそうで、2匹の鯛がお腹を合わせて並んでいるのは子宝に恵まれるように、お箸が交差しているのは両家が仲良くなることを願ってという大変おめでたい料理でした。
 2日目の午前中は、七宝でもよく使う金箔の本場「金箔のさくだ」さんへ。皆さん、いろいろとお買いになられたようでした。
 金箔を挟んでいる薄い茶色の紙は、お化粧用のあぶら取紙にも使われている箔打紙と言う手漉きの和紙だそうです。雁皮の繊維に粘土を混入して漉いた紙に柿渋、わら灰汁と卵の白身を加え3ヶ月半ほど漬け込んで完成するそうです。何気なく使っている紙にもいろいろと手間がかかっているものですね。
 他にもたくさん連れて行っていただいたのですが書き切れません。
 楽しい3日間があっという間に過ぎてしまいました。
 また次の機会を楽しみにしております。

 

 〇講習会
☆「来年の干支の額絵の制作}  講師/藤井恵美子氏
 何十年も毎年干支の作品を作り続けている藤井恵美子氏のオリジナル額絵の製作。
 日時/2015年11月15日(日)10時30分~
 場所/七宝会議事務所
 参加費/会員10,000円 一般12,000円(材料費・講師料込み) 
 ※今回は昼食と茶菓は含みません。各自で用意して下さい。
 まだ少し参加者に余裕があります。参加希望の方はファックスにて事務所までお申し込み下さい。

☆「ダイクロとチタンガラスを使ったペンダント」 講師/坂見保子氏と他1名
 巾広の銀線のローズケの技法でフクリン付きペンダントを作ります。
 バーナーや材料などは全て講師が持参しますので、何も持たずにご参加下さい。ローズケとフクリンの付け方を学びます。
参加希望の方はファックスにて事務所までお申し込み下さい。
 日時/2015年12月20日(日)10時30分~
 場所/七宝会議事務所
 参加費/会員12,900円 一般14,900円(材料費・講師料・昼食と茶菓・特殊なヤットコを含む)

並河七宝の古雅 「秋季特別展」
 日時/2015年9月5日(土)~12月13日(日)
 場所/並河靖之七宝記念館 ℡ 075-752-3277

 明治の七宝の名工、並河靖之氏の作品を集めた記念館で特別展が開催されます。
 ご興味のある方は、どうぞお出かけ下さい。

日本工芸会 東日本、東海選抜展
 日時/2015年10月16日~11月16日
 場所/MOA美術館 
 
 〇坂見保子さん監修で「ベネチアンガラスで作るアクセサリー(30アイテムの作り方)」が出版されました。
 税込3,024円です。
 ご希望の方はスタジオサカミ 03-3837-3721へ。
 数冊は七宝会議にもあります。

◎永年、理事として活躍していただいた新山礼子さんが9月19日に亡くなりました。
 ご冥福をお祈り致します。
 最後の教室展終了1時間後に静かに旅立たれたそうです。
 七宝会議からご遺族にお花をお送り致しました。


法人会員の方へ
 新製品など、いつでも月報などに掲載致しますので、お気軽にご連絡下さい。

〇会員の方へ
 次回研修旅行会先や、講習会の企画などについてご意見、ご要望がございましたらお知らせ下さい。

〇事務所より
 事務所にはいつでも講習会が開催できるだけの機材が揃っています。
 地方会員の方で、講習会や勉強会などで事務所をお使いになられたい方はご連絡下さい。
 また、七宝会議のホームページやブログなどに掲載したい情報などがございましたらお知らせ下さい。

○次回の理事会は、12月21日、16時より事務所 にて開催致します。

 よろしくお願いいたします。

広告を非表示にする